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ヴァイオリン奏者・講師
河村直子さん
京都・大阪・奈良の3都で活躍する川村さん |
ところが、である。彼女は玄関先で、「お疲れサマです」とニコニコ。「よくお金持ちとか、お嬢サマだとか、勝手に想像されちゃうんですけど、よくある誤解。天理は“オ・ト・ク”なんです。誰もが気軽にヴァイオリンを習うことができて、ね」と、話してくれた。
直子さんは天理小、天理中、天理高と、由緒正しき(??)“天理っ子”。大学はお隣・京都府まで通ったが、「天理に帰ると、ホッとして。大きな何かに守られているような安心感があって、この町、大好き」と言う。
そんな彼女、実に意外な人だ。クラシックから演歌まで、「音楽なら、何でも聴きます」と。現在、非常勤講師として母校・天理中で教えているが、生徒達が聴く流行歌について、「どのフレーズが好きか」などなど、“妹”達と談笑しているらしい。「音楽は人を元気にしてくれる源。そう思うと、音楽そのものが生きているようで、おもしろいですよね」。直子さんはそう言って、ほほ笑んだ。「ほら、ありません? 元気がない時なんかに音楽を聴くと、“ガンバレ、ガンバレ”って励ましてくれてる気がするの。元気がある時は、なおさら力が湧くでしょ」と直子さん(ウ〜ン、納得)。
そんな彼女の身上は、「音楽そのものを楽しんでもらいたくて」。だから「私もヴァイオリンの技術はもちろん、そんな気持を大切にしたい」と、話してくれた。
そんな薫育を受けて育った“弟妹”たちが、快挙を成遂げた。2月末、天理中吹奏楽部弦楽班が、「MBSこども音楽コンクール」で文部大臣奨励賞を受賞したのだ。なんと日本一! それで、天理市長さんにも報告に行ったのだ。
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