“天理新人”インタビュ−
ー 剣を通し 心を読む
天理市役所社会教育課
 廣藤登喜子さん
 

 この春、大阪教育大学を卒業し、天理市役所社会教育課に配属された廣藤登喜子さん(22歳)。女性施策係の一員として、地域の婦人会・ボランティア団体の窓口として活躍するのが彼女の表の顔。しかして、その実態は、剣道で全日本学生3位という実績を持つ“女流剣士”なのである。

《肩書き・役職・学校学年等一切の表記は、掲載時のものです》(1994年夏の号掲載)
六三四に憧れて

 剣道を始めたのは中学1年のとき。「当時『六三四の 剣』という剣道マンガがはや っ ていて、友達に さそわれたので、軽い気持ちで始めた」と言う。
 中学、高校時代はパッとしなかったが、大学に 入ってからは指導者に恵まれてか、メキメキ実力を発 揮。昨 年 の 全日本 学生選手権で3位。また、全日本女子選手権では大阪代表と し て 出場した。
 成績はい ま一つだったが、「剣道を始めて、この代表に選ばれたことが一番うれしかった」。
 現在、4段。週末は母校で練習に励む。「相手の気持ちを剣を通して操れること。これが剣道の一番の面白さ」だという廣藤さん。さすが“剣の道”を極めた人のおっしゃることは奥が深い。「顔色やしぐさを見れば性格や考え方が分かる」とキッパリ(私は、思わず身なりを正しました)。
 剣道は一瞬のスキが勝負の別れ目。毎朝30分間、試合をイメ−ジしながら「のそのそ走る」のが集中力を養う秘訣とか。
 いまは7月に行われる全日本選手権の奈良県予選にチャレンジすべく、練習に励む廣藤さん。167センチの長身をいかした、得意のメン打ちにますます磨きをかけている。by.す

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