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鳥居
「布留社」と刻まれた石灯籠を両脇に見て進むと、木造の鳥居が出迎えてくれる。
車はここまで! あとは徒歩で。でも、鳥居の前あたりは混雑するし、神様にも失礼だから、坂の下の無料駐車場に止めてきた方がいいよ。
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万葉歌碑
鳥居の手前左手に、柿本人麻呂の歌碑がある。高さ2.3m。
「をとめらが 袖布留山の瑞垣の 久しき時ゆ 思ひきわれは」(万葉集巻四)
石は、石上神宮から「山辺の道」を南に行くとすぐのところにある、旧内山永久寺北門にあったものとか。
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鶏
境内に入ると、なぜか、 鶏が走りまわっている。人に慣れているのか、動じる風もない。ここの鶏は、野性的な暮らしをしているせいか、飛ぶ! 夜は木の枝で眠っているとも聞いた。
そういえば神社の鳥居は、鳥の止まり木が起源とか聞く。太古、天照大御神の岩戸隠れの折、鶏を止まり木に止まらせて鳴かせたところ、大御神が岩戸から出てこられたとか。
この鶏たちは、その子孫かもしれないね。
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鏡池
「ワタカ」が棲む。別名「馬魚(うまうお)」。
初めて訪れた時、「昔、後醍醐天皇が吉野に逃れるとき、馬がいな鳴いて敵に見つかるのを怖れ、泣く泣く首を切り落とした。それが魚になった。馬魚(ばぎょ)というんだ・・」って聞かされ、馬面をした魚を求めて、真剣に水面を見つめたことがあった。
実際はコイ科の流麗な姿をした魚。雑食性だけど水草をよく食べるから、この名前があるって。魚類図鑑に載ってる。天然記念物! 大切にしようね。
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神杉
注連縄(しめなわ)で結界された神杉が、境内に2本。神々しさすら感じるのに、歌聖・人麻呂にかかると、「布留の神杉 神さぶる 恋をもわれはさらにするかも」なんて、杉の様にまで恋の予感を感じてしまう? 古代の大らかな魂っていいなぁ。
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休憩所
境内の中央にある休憩所は、周囲に調和して桧皮葺。桜井方面から半日かけて山辺の道を歩いてくると、どっこいしょ!って、まず腰掛けたくなる。分かるワカル。でも、連れがあまりに長く座ってるもので、お父さんたち暇そう。
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楼門
正面の石段を登ると、左手の回廊に聳えるのが、重要文化財の「楼門(ろうもん)」。
くぐると拝殿。だけど、お参拝や国宝の拝殿拝観を急ぐあまり、楼門そのものの堂々とした木組みを見上げる人は少ない。でも見てごらん、素晴らしいよ。
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拝殿
楼門をくぐると、正面はいきなり国宝に指定されている拝殿(はいでん)。いまも立派に現役で、御祈祷をしてもらっている姿もよく見る。国宝の中で御祈祷、ご利益ありそうだね。
拝殿の奥が本殿。明治までは本殿がなかった。詳しくは、「日本最古だって」のコーナーで。
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出雲建雄神社
楼門の向かい側の石段を上がると、右手にあるのが、これも国宝に指定されている「摂社出雲建雄神社拝殿」。
中央に通路があって、一つの建物が左右に分かれているユニークな造りが目をひく。詳しくは「国宝が目の前に」のページで。
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山辺の道へ
桜井方面へは、休憩所から抜けてもいいし、「摂社出雲建雄神社」の奥から(上の地図参照)階段を下ってもいい。天理を起点にする人は、せっかくだから国宝を拝してから出発しよう。
「山辺の道」でハイカーに出会ったら、笑顔であいさつ。嬉しいよ。
ゴミは、思い出と一緒にお持ちかえりを。
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