| 酒 呑 み に 捧 ぐの扉 | |
|
お酒好きです、もちろん。ホームページに「ほろよい」なんてタイトル付けるくらいですから。ほぼ毎日、楽しんでます。ビール、ワイン、ウイスキー、テキーラ、ブランデー、日本酒、ピンガ・・・何でも。 スタートは焼酎。亜熱帯の奄美大島が産地なので、サケといえば黒糖焼酎。日本酒では、あの暑さには勝てません。ほぼ年中、扇風機が回っているくらいですから、日本酒を神様にお供えしても、誰も飲みたがらず、戸棚の隅でいつのまにか酢になっていたりします。 そうそう、黒糖を原料に焼酎を醸すことができるのは、日本では奄美群島だけです。奄美は、鹿児島の南300kmほどのところ、種子島・屋久島のまだ南です。一番大きいのが奄美大島で、その東隣に喜界島、南に徳之島、沖永良部島、与論島と連なり、与論島の南は海の向こうに沖縄本島が見えます。5つの島を総称して奄美群島と呼んでいます。奄美大島の南には、小さな島(きれいですよ)が2つくっつくように浮かんでいます。 亜熱帯でも一応、「鹿児島県」です。NHKの大河ドラマ「琉球の風」をご覧になった方は分かるかもしれませんが、私個人としては歴史的経緯から、「鹿児島県人」と呼ばれることに少々抵抗があります。テレビで「鹿児島特産の黒砂糖」などと紹介されると(ズームイン朝でしたか)、朝から少しく不愉快になります。黒糖を通して奄美の先人は、江戸時代から明治初期までの300年近い歳月、薩摩藩・鹿児島に収奪され続けました。島人(シマンチュ)は塗炭の苦しみの中で砂糖黍(さとうきび)を作り、そのすべてを薩摩に持っていかれたのです。明治維新は、奄美群島の砂糖が生んだ経済力から生まれた、とさえ言えるかもしれません。 でも、その砂糖はいま、旨酒となって島の人々の体を魂を癒してくれています。 嬉しい時も、悲しい時も、一日の仕事の疲れを癒す時も、焼酎。奄美では晩酌のことを、「ダレヤミ」といいます。「ダレ」は疲れ、「ヤミ」は止む、取るでしょうか。「ダレヤミックァ ミショレ!」(ダレヤミを召し上がれ)。島のどこかで、きょうもそんな声が聞こえているはずです。 お酒、いいですよね。好きです。 《Taka》 |
|
|
Presented by Takafumi-labo.
since 2000.01.20. (C)All Copyright Takafumi-labo. horoyoi@tenri-iexpress.com |