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発行:新星出版社 1998年5月25日発行 定価:1,500円+税 |
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もっと早く、読んでおくんだったと、後悔。あー、先にたたず。でへっ、酔眼朦朧、読みつつ飲みつつ「初めてワインを飲んだの、いつだったけ?」 |
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果実、じゃなくって過日、神戸市営のワイン城に行ってきた。がっかり
(*_*; 。 <!-- どうも日本シリーズ中なので、newsを聞きつつやってると!が増えるよねぇ> そーれから?日後、フランス産のブランデーを嘗めつつ本書を開いて、「シマッター!」と、叫んでしまったのでアリマシタ。この本を事前にちゃんと読んでおきゃ、自信持って、も少しは薀蓄(うんちく)垂れられたのに----。 ワタクシ、知らない事はシラナイと正直に言おうと常々思っております。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と、しつこく親に言い聞かされて育ち、知らないことはシラナイ、だから「おせーて」と素直に言おうと、そう肝に銘じております。 しかしながら、同伴者が女性、それもすこぶるつきの“いい女”だったりする日にゃぁ、もぉー!薀蓄たれまくり、知ったかぶり、聞いたかぶり----。 というのも、本書は実にカラフル、カラー写真や図版が盛りだくさん。「赤ワイン用品種」「白ワイン用品種」なる写真ページもある。 そこで思い出したのが、ワイン城での収穫。“何もいいことは なかった”(ここのフレーズ、谷村シンジ風に)けれど、あるとすれば葡萄畑を散策したこと。収穫の終わった葡萄の樹々を縫って歩いて。すると、採り損ねたのか忘れたのか、置いておいたのか、--それとも収穫の後で実を結んだのか----。小さな房がところどころに残っていた! もちろん、その粒を一つつまんで口に。好奇心いっぱいの同伴の彼女が、 「小粒で皮が固いね。種も大きいねぇ」って。「うん。でもフルーティーな香りがするねぇ」と、これ私。畑から、畑をたどり、表示された品種名を見ながら、次々と口にふくんでみた。果皮の色、味、香り、それぞれ少しずつ違う。できあがったワインはがっかりだったけど、初めての経験で、元をとった気分だった。 本書「ワインに合ったブドウ―醸造用ブドウはおいしくない?」には、次のように記されている。 そうたしかに、ほんのり香って、いいカンジだったっけ。でね、その畑はもちろん、果物用の葡萄棚じゃなくって、2mあまりの高さの樹々が、1mほどの間隔をとってズラ-ッと並ぶ、テレビかなんかで見たヨーロッパ風。土地がなだらかに起伏してるから、樹々の頂きもその通りの曲線を中空に形づくってる--。遠目に見ると、フランスかどっかの農村にいるみたい。 うーん満足。実にロマンチックな気分。丘の向こうに北神戸のビル群が見えなきゃ、もっといいのになぁ。それから、カラスと、柿の木畑(あたし、柿が苦手で)。それから、バラ園もあったよ。おまけ。 それから、今回もまた、本のページを繰りながら、目からウロコ―ぽろぽろ。だって、前回の『今夜から日本酒がうまくなる』とおんなじ真理!(オウムじゃないよ)が書かれてあるんだもの。 曰く、ワイン用の葡萄を育てる秘訣は、「やせた土壌が一番」「肥えた土壌はダメ」だって。飽食、過食、かまいすぎ、妙に捻じ曲がった17歳があちこちで湧き出るご時世には、何とも象徴的な、耳の痛ーい話だよねぇ。 日本酒もワインも、日と水と風、つまり大自然の恵みが“決め手”。大自然の恵み、その身いっぱいに抱いて、その時点で酒になるときの価値・性質の大半が決まる。人のもつ技術は、その果実のもつ力をいかに無駄なく引き出し、いかに芳醇に醸すか----いったところに留まる。つまり、手を添えるだけ。 だから、技術がいくらあっても、天然自然の恵みのいかんでは、どうしようもない場合すらある! 葡萄をさらに芳醇に醸したブランデーの香を口腔に含みつつ、何度も何度も、そう口ずさんでみた。 さて、本書。ワインの造られ方、世界ワイン地図、味・色・香りで類別したワインカタログ、家庭料理に合うワイン----と、興味深い情報がいっぱい。 データは2年前だけど、いま店頭で見る価格とそう大差はない(中には安くなってるものもある―)から、カタログとしても、今でも十分、役に立つよ。 本書の末尾、いわゆる“付録”では、「どんなお店で買ったらいい?」 「ラベルの年号は?」 「ラベルには、どんな情報が記載されているの?」 「コルクの上手な抜き方は?」 「一番おいしく飲む温度は?」 「ふさわしいグラスは?」 と、まぁまぁ、実に至れり尽くせり。 痒いところに手の届く、ビギナーのための一書だと、またまたいつものように感謝!した次第。 OK! オッケー? こんど、薀蓄たれながら飲んでみよ。でっ、どこ行こ。 |
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