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決定版! ワインの選び方・愉しみ方 |
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発行:宝島社 1998年8月3日発行 定価:1,048円+税 |
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だいたい、こんな本を手にとること自体、ワインこんぷれっくすの極み! |
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海外に出た時も、見知らぬ店に入った時も、安心して呑めるのがビールだと思ってきた。 その点、ワインは身構える。一応、キザな事ダイスキ人間でもあり、そのくせ酒なら基本的には何でもいいや〜という人種だから、学生時分から折があればワインも呑んではいた。もちろん、サントリーの●や○以外のワインだけれどね。 それでも、レストランで「飲みたいなー」と思いつつ、たいがい一瞬、躊躇する。だいたいワインリストを見ても、大概がヨコモジで、まず全く分からない。勿論、国外で自ら注文したことは《絶無》。 それから、ワインは高価というイメージが先行している。特にレストランで飲むワイン。リストを見ただけで、低所得の身は、ついつい気後れがし、「この一番安いやつでいいよ」などと、言わずもがなの事をうわごとのように口走ってしまったりする。あー、ワインは難しい。 と、そんなこんぷれっくすこそが、この本に手を伸ばさせたのだとう思う。「別冊宝島」シリーズには、今までも随分とお世話になっている。 さて『もっと賢くワインを飲みたい』。ワイン選びは、からっきしだが、本選びはなかなかの線だったと思う。まずPART1ワインを「愉しむた」ための10のステップでは、「ワインはむずかしくない」「ヴィンテージや等級に惑わされるな」「ビッグネームに盲従するな」「ワインの値段で判断するな」「ワインの常識ほど非常識なものはない」「ワイン通になるな」…と、いきなりワインこんぷれっくすを優し〜くほぐしてくれる。 「ワインが“わかる、わからない”という表現は、よく誤解されて使われる。おいしいかまずいかが“わかる、わからない”という意味で、飲んだワインが自分のタイプかタイプじゃないかが言えれば、あなたは立派にワインの味が“わかってる”ってこと」と言われると、なんかホーッとするね〜。 そして、ワインが酔わせるのは、カダラではなくココロであるとのフレーズを見つけた時は、そうそうと手を叩きそうになってしまった。「花を飾ったり、バスバブルを使ったり、部屋の灯りをそうそくにしたり、緑のインクで手紙を書いたり、…少なくとも、ワインは日常の暮らしの気分を励ましてくれる」。 加えて編集者の親心は、そんな時の「ポイントは、話題をワインの薀蓄に持ち込まないこと。ワインを特別なものとした瞬間から設定がガラガラと崩れ落ちてしまうから。あくまで普通に、さりげなく」と付け足すことを忘れない。 といいつつ、「ワイン選び・愉しみ方」の本だから、PART2,3,4,5と産地ごとの葡萄やワインの特徴を教え、 「身近で手堅い海外からの373本」 と市販のお手ごろワインのリストをあげて銘柄や輸入商社の傾向を紹介し、チーズやパンや料理とワインの飲み方愉しみ方を懇切丁寧に指南する。さしづめ、読めばあなたも“ワイン通”ってところかな? やっぱり。 なんだかんだと言いながら、「飲んでうまければ…」は本音でもあり、こんぷれっくすからの逃げ口上でもあり、負け惜しみであり。やはり、あの人の前で多少の薀蓄は傾けられるようになりたい…というのが本音かな。だって、ワインっておしゃれで、ちょっと憧れるお酒だもん。 だから、特別な気分の日のために、特別な人と傾ける時のために、――日ごろから飲んで呑んで鍛えて、多少は味やら薀蓄やら“分かる”ようになってないとイケナイ。よし、今夜はワインにしょ |
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