| こ と ば の扉 | |
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おしゃべりです。小学生1年生の時、尊敬する女先生に「あなたは、口から生まれてきたの!?」と叱られて、いまでもキズが残っています、心に。なのに、思春期を迎えて無口になったのはコンプレックスのせいか、本来はシャイだったのか(誰も無口だった私を信じてくれませんが・・)。 おしゃべり復活は、大学に入ってから。サークル活動の勧誘で、「ロマンを語ろう!」なんて必死になって、口説くうちに見事にフッカツ。無口が六口になって、「くどきの●●」とか、立て板に水ではなく「立て板にパチンコ玉」などと誉められ続けて、多少なりとも自覚ができてまいりました。 言葉を綴ることを業とするようになったのは、自然のなりゆきといいますか、何かの間違いといいますか。そこで初めて、何気なく浪費してきた(いまも浪費しておりますが)日本語の奥の深さと味わい、魅力を日々再発見しています。そして、難しさも。 で、書店に行くと、ことばに関する本についつい手が伸びてしまうのは、職業柄というよりも自信のなさ、言葉に感じる怖さのせいなのかもしれないあなぁと思っています。たった一語、たった一文字で、意味や含むニュアンスがまったく変わってしまいますから。 だからいつも、不思議だなーって思います。何気ない一言で心が萎えてしまったり、さりげない一言がたまらなく嬉しかったり…。そして、同じ言葉でもイントネーションやその場の状況、発した人によって、受け取る側にはまったく異なるメッセージを届けるのですから。 ものごころついた時から、 何気なく使っている言葉。なのに、自分の外の状況や物事、ものの見方考え方を理解するのも、思考したり感じたりするのも、自分の考えや思いを人に伝えるのも…みんな、ことば。話しことば・書きことば、それから日本語・英語・中国語…。ことばこそ、人を人たらしめているもんだなって思ったら、不思議な思いがさらに募ります。 そう思いません? 《Taka》 |
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