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ダイアナ・フリール・マクゴーウィン著 |
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発行:DHC (株式会社ディーエイチシー) 1993年10月25日第1刷 1993年11月4日第2刷 定価:1300円(当時) |
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こんなにも冷静に、力強く、“壊れていく自分”を見つめられるだろうか… |
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アルツハイマー病患者の手記―何年か前、家人が勤め先から借りて帰った本を手にとった時、表紙のサブタイトルの文字が、目に突き刺さってくるように感じた。「アルツハイマーの人が、文章を書けるのか?」「ほかの病気の間違いじゃないのか?」とすら思った。 ダイアナ・フリール・マクゴーウィンは、アメリカ・フロリダ州に住む女性。1989年、50歳を過ぎたころから「自分に何かおかしなことが起こり始めている」と気づいたという。
だがダイアナは、それからがすごい。子どものころ作家志望だったという彼女は、最近の出来事を覚えられないから―という現実的な必要があったにせよ、自分の症状や出来事、気持ちを克明にメモにとった。それが本書であり、医療人や介護者でなく、患者の目でみたアルツハイマーの本となった。
アルツハイマーとどう折り合いをつけるか。もし私がそうなったらと想像してみると、からっきし自信がない。「癌で死んだ方がましかな」などと言いつつ、もし癌告知を受けたらと考えると怒りや拒否ばかりが先に立って、事態を受け容れる前に死を選ぶかもしれないなと、意気地ない自分を見つめる。 |
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