| あ そ び の扉 | |
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遊ぶのが下手です。趣味のつもりが、いつのまにか義務や仕事になっていたりして。「趣味は?」という質問が、一番の苦手です。来し方を振り返り、強いて言えば読書。しかしそれも、ものを書くことを業とするようになってからは、執筆のためのデータ収集や企画をたてるためのリサーチになってしまいました。 でも、池波正太郎やクライブカッスラー、門田泰明、渡辺淳一・・・。『剣客商売』『鬼平犯科帳』、ダーク・ピットシリーズを何度も読み返していますから、やはり趣味は読書でしょうか? と思いつつ、そんな本に読みふけるのが、締め切り前夜だったり、デスク当番の最中だったり・・・・。もしかすると、本に逃避しているのかもしれないと思ったりして。あそぶって、これでなかなか難しいものだと思います。 周囲を見回せば、川釣りの好きな友人、年中カメラを抱いて旅している人、ギターの上手い知人、アウトドアなら任せとけという御仁、雪が降るとそわそわし始めるスキーフリーク、年中真っ黒なダイバーと、いろんな趣味や特技をもつ人がいます。彼らの姿を見るたびに、「お前さんは?」と自問し困ってしまいます。 趣味がないのは、飽きっぽいのも原因の一つ?。以前、憑かれたように、旅客機のプラモづくりにはまったことがあります。バニラエッセンスに卵白、菊型にパイ型と、休日のたびにケーキづくりに血道をあげたこともありました。華道、書道、絵画、日曜大工、英会話、アマチュア無線、車いじり、バードウォッチング・・・・。押し入れや机の引出しを開ければ、己の飽きっぽさに悔恨、快感。 で、結論は本。四囲を本に囲まれているとホッとして、文庫本さえ捨てられませんから。 《Taka》 |
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